2006年『コナン』オフ会記録
〈参加者:総計9名(男女混交)〉
かず、himi、CHA、ざきしん、はちみつバニー、YOU作、まさの、ひづき、りえ(敬称略)
前世紀の90年代から、形を変えつつも続いている、『コナン』仲間のオフ会。
2006年もまた、我らが名探偵の誕生日である5月4日に開かれた。
(ゴールデンンウィークなので集まりやすいのが助かる)
今回の待ち合わせは、午前10:00。JR荻窪駅。
この駅に行くのは、自分は初めて。
いざホームに着いてみてから、改札が二つある事を知る。
取りあえず、”次に行く場所”のある方の改札で待つ。
『コナン』の画集をバッグに入れて、目印代わりにしてくれているCHAさんと、最初に挨拶。
その後、かずさん、himiさん、ざきしんさん、はちみつバニーさん達と無事に会う。
最初の頃は、(私は)ガタガタブルブル震えながらしていた会話も、
時を経れば慣れたもので。
実際には久しぶりだけれど、ネットではそうでもない、不思議な関係が興味深く。
その会話の中、人それぞれに、手作り名刺をバラ撒く私。
(ブログとサイトのURLを記した物)
これで万が一の時(?)にも何とかなるだろうと安堵。
早速バスに乗って移動。
話に盛り上がっていたら、あっと言う間に目的地に到着。
その結果、皆して……。
バス停を一つ、乗り過ごす。
急いで停止ボタンを押して、次のバス停で降りる。
が、早く降りたいのに、肝心のドアが開いてくれない。
何で何で?と揃って慌てていたら、運転手さんが教えてくれた。
「もっと後ろですよ」
そう言われてから、よくよく見れば。
そのバス……ドアが三つありました。(地元のバスとは仕様が違いすぎ)
そんなこんなで着いた、杉並アニメーションミュージアム。
今月5月、特に4日は、『コナン』関連のイベントがズラリ。
まずは、先着50名限定に配られる、『コナン』のフェナキスティスコープをGet。
(鏡の前でぐるぐる回すと画が動く。アニメーション原理を知れる器具の一つ)
イベントではお約束の、着ぐるみのコナンから懸命に目を逸らしつつ、
展示されているグッズや年表を眺めて会話。
例えば、ミンキーモモのスコープを見つつ、我が得意分野の声優談議。
「シェリーVSベルモットは、実は新旧ミンキーモモ対決である」などのネタに、
うむうむと頷いてくれる仲間たちが嬉しい限り。(笑)
で、やがて時間。
集められて始まる、『コナン』TVアニメ第1話&第2話の上映会。
大画面とスピーカーによって、当時の思い出が蘇る。
最初の時代の新一と蘭…………何もかも懐かしかったなぁ……。
(高山氏や山口氏の声も、今とは明らかに音域が違う)
上映終了後、まだ見てなかった展示品たちを眺める。
壁に貼られている、映画10作目記念の応援メッセージ達。
その中には、ネット上での有名人・黒田周さんのイラストも。
また、キャラクター相関図を眺めながら、
「本来ならFBIよりCIA」
「でもCIAだと逆に、リアルに描けない」
「証人保護プログラムを話に出すためだったのでは」
「アメリカ人でなくても保護できるのか」
「そもそも戸籍ないけど」
「学校はどうなってるんだ」
「私文書偽造?」
「帝丹は私立の設定」
「公立じゃ無理無理」
……いつまでもどこまでも広がっていく『コナン』トーク。
「『山村ミサオ』の初出は、『こなん通信社』の灰原さん」
「横溝刑事の名前は最初、『正文』だった」
という我がトリビアにも、
「へー」「ふぅん」と普通に楽しんで頂ける事に、密かに感動。
日頃のネットでは「へぇー!」と騒がれたり、
あるいは「ふぅーん……?」と無反応だったり、という感じだから。
それどころか、日常では、
そもそも『コナン』ネタを語れる場が、最早ない。
その上トドメに。
「この点には、異議を唱えたいところですねー」と人知れず口走ってみたら、
「異議あり!ってやつですかー?」
反応あった。(驚)
……当ブログの閲覧、誠にありがとうございます。
それから、謎本における誤植ネタでも盛り上がり。
こちらの検証も、いつか自サイトでやってみるかな。
(『コナン』の謎本は、トンデモ本の宝庫です)
気づけば、相当長く立ち話ししてしまったかもしれない。
「お客様、ココでは……」と係員さんに言われて、速やかに外へ。
気づけなくてごめんなさい。そして止めて下さってありがとう係員さん。
もし放っといたら、永遠に喋ってたかもしれません。(少なくとも私は)
次の移動は地下鉄。
参加者の年齢・地域・職種の幅広さの話になる。
確かに、関東関西・老若男女、その他の点でも、ありとあらゆる人と、
この『コナン』オフ会では会った事がある。
やろうと思えば、何か全国単位の運動の一つや二つや三つや四つ、
もしかしたら出来るかもしれない。(って何をだ)
時刻は正午を回った頃。お昼ごはん。
パスタ屋さんの「トラットリア パパミラノ」に、予定より30分ほど早く着く。
後で聞いた話だと、ココは知られた名店なのだそうで。
ドリンクバー(=飲み放題)、そしてピザ食べ放題という嬉しい話に喜ぶ中、
昼からの途中参加の方を迎えに、店を出て行く幹事様。
という事は、残った者だけでも、食事は先に済ませねばならんのかな、と悩む我々。
すると店員さん、気を利かせてくれた。
「後から来るお客様と、一緒にお召し上がり下さい」
「パスタを作るのは、厨房に尋ねて、待ってもらいます」
「皆様はまず、注文だけ」
「ドリンクとピザは、お取りになっていて構いません」
何と優しい。
その上、メニューにあるパスタや具の種類まで、丁寧に説明してくれた。
お言葉に甘えて、注文して、ドリンクとピザを味わう事にする。
(私はクリームパスタ注文しました)
そうこうしている内に、途中参加者のYOU作さんと幹事様の登場。
改めて昼食会が始まる。
と、暫く食べてて、判明する事実。
「座り方によってはコレ、合コンみたいですね」
実は今年この時点、このオフ会では珍しく、男女比がほぼ同率。
(男性3、女性4)
ただ如何せん、こーゆー風に座ってた我々。
……あらゆる意味で、「合コン」じゃないわな。
食後の昼下がり。時は、午後2時半頃。
パスタ屋さんのすぐ近くにある映画館・新宿スカラへ移動。
当然ながら、『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』を鑑賞するため。
座席指定ではないため、予めチケットを買っておく必要がある。
私は全国共通前売券を持っていたので一安心。
(ありがとうアニメイト)
チケットを持って、待って並ぶ。
防音が徹底しているのか、映画の音はほとんど聞こえない。
ただ最後のクライマックス、ジェットコースターらしき轟音が、少しだけ聞こえた。
座ったのはG列。
個人的にはF列が良かったんだが。
特にF-8が。(一人で行く時はいつもその席)
その時にはネタバレ話をするわけに行かず、当たり障りのない話題になるよう心がける。
映画を見終わってからは、心置きなくネタバレ話。
(どんな話をしたかは、ご想像にお任せします)
夕刻。
途中参加者の、まさのさんと、ひづきさんと、JR新宿駅で待ち合わせ。
早退のCHAさんとはココでお別れ。
午後5時半。
本日のメインイベント、「かまどか新宿歌舞伎町2号店」での宴会開始。
さあ席に着こうかなと、足を上げたその時に。
酔う前から、店の段差でコケる私。(お騒がせしました)
座席決めは、恒例になっているクジ引きで。
因みに、今年の私が引いた紙に書いてあったのは、「白馬探」。
(キャラクターの名前が座席番号になっているのです)
乾杯の音頭。
これも恒例になっている流れ。
一番新しく参加した人が、軽く挨拶をしてから……、
「真実は!」と、宣言(コール)。
すると他の面々が、
「ひとーっつ!」と、宣言(コール)。
店の酒と食事を楽しむ中、飛び交うお土産。
お好み焼きスナックとか、特別のキーホルダーとか、色々色々。
会話は大いに弾みながらも、必要以上には騒がしくもならず。
現場は、むしろ「淡々と」「盛り上がる」。(←日本語変)
出てきた料理も、揃って美味。
サラダ、刺身、串焼き、寄せ豆腐etc。
興味深かったのは、多数決で決めた2種類の釜飯が出た時。
テーブルに置かれてから、引っくり返された砂時計。
「3分お待ち下さい」と言われて。
「3分間じっくり味わうわけだー」と口走れば、またも反応。
「いやいや。じっくり味わうための3分ですよ〜」
なるほど。
その上。気がついたら。
「食べる時は一緒だぜっ」と言い合って盛り上がってた、我らが一行。
……実際、おいしかったですよ。おいしかったですとも。それはもう。
なお、飲み放題のその店で私が飲んだのは、ジンライムとモスコミュール。
ちゃんと、兄貴と舎弟の黒コンビを飲んだ次第。(笑)
後ついでに、お店のオリジナルカクテル。青いやつ。
因みに食事は、シャーベットで終了。
これで総計¥3400は安い。
宴会終了後。
最後はカラオケへGo。
流石に酔い心地で、気持ちはノンビリ。
普段なら壁の紙を読んで料金体系の演算でもしてるところが、
「まーいいや、もーいいや」状態になってた我が頭。
部屋に入って、知ったシステム。
食べ物・飲み物のメニュー注文まで、全てリモコンだけで済ませられる事に驚き。
というわけで、理屈を分かってからは。
ひたすらGARNET CROWの曲を歌い倒す私。
『君という光』『夢みたあとで』『夏の幻』etc。
本当は『コナン』でない曲の方が音域が合いつつあるが。ソレらは別の機会に。
解散時刻。午後10時。
私にとっては、既に終電間近。(我が地元に帰るため)
大急ぎで電車に乗り、乗り換えのコンコースではひた走り、
また大急ぎで電車に乗り……を複数回。
……と、そんなこんなでありましたが。
おかげ様で、無事にその日に帰れましたので、ご安心を。
貴重な仲間とのご縁、これからも続けていきたいところ。
差し当たっては、きっとまた来年に。
皆様、当日は本当にありがとうございました!
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