『蘇る逆転』実況レポート (探偵パート1回目)

冒頭で描かれる舞台は、雷雨の降りしきるビル街。

暗闇の中、振り下ろされるナイフ。
二つのビルに映し出される、シンクロニシティ。
割れて砕け散る何か。
一瞬だけ雷光に照らされる「タイホくん」(=『逆転裁判』世界の警察マスコット)。
そして、そのナイフを突き立てた、髪の長い――誰か。

そう言えば、台詞(文字)ナシのオープニングは、今回が初ではないかと。



さて。
第1作終了直後に位置する、言わば外伝である今回は、成歩堂の独白から始まる。
成歩堂(真宵ちゃんが事務所を去ってから、2ヶ月……。
     ぼくは1度も法廷に立っていない。
     依頼はあったけど、なんとなく……その気になれなかった)




何だか、気が抜けちゃってます



真宵を自らの手から失ったからなのか。
御剣を自らの手に収めた(?)からなのか。


とにかく、そんな風にくすぶっていた成歩堂の運命を変える事件が始まったのは、2/22。
成歩堂(やれやれ。依頼を引き受ける気はないのに……。
     どうして毎日、事務所を開けてるのかな、ぼく)

という、或る意味ハタ迷惑な「開店休業」状態の事務所に、一人の少女が現れる。
学校の制服らしき紺ブレザーに、何故か白衣を羽織った子。
しかもその白衣には、H2Oを模したようなバッジを付けていて。

その素性を尋ねようとする成歩堂を遮って、話し始める少女。
「今、ダイジなのは! あなたが、弁護士の綾里千尋さんというジジツですっ!」

何か、いきなりボケられた
まあ、「千尋」って男の人も居なくはないけどさ。けどさ。

「じゃあ、あなたは……お茶くみのヒト、ですか?」
仮にも一応プロの弁護士つかまえて、なかなかキツイ事を言う少女。
成歩堂の名前を聞いてメモメモしてから、どうやらその名に思い当たったらしく。
「もしかして、あの! 御剣検事殺人事件の!」

何か、またもボケられた


そんな少女の依頼は、自分の姉に関する事。
お姉ちゃんを助けてほしいと訴える、その少女の振る舞いに、ふと成歩堂の記憶が蘇る。
引き裂かれそうな姉妹を見捨てるなんて事は、やはり出来ない。

「あたし……カガク捜査官の宝月茜(ほうづき あかね)です!」
と名乗る少女だが。彼女はあくまでも、自称の科学捜査官。
正確には、まだ高校2年生の女の子。

よく話を聞いてみると、茜の姉は、千尋の先輩に当たるのだという。
しかし、その姉に関する事になると、茜の表情は、なぜか暗くなって。
茜「今のお姉ちゃん……アタシ、好きじゃありません」


他の場所に行く前に、さっそく事務所のアチコチをチェック。
この事件の時点で、壁のポスターが「トノサマン」の物に貼り替えられている事が分かる。



というわけで。
まずはいつものお約束として。被告人のいる留置所へ。

「来月の給与査定……楽しみにしておくことです」

どこかで聞いたようなフレーズを看守に告げながら現れる、長い髪の女性。
後ろから「振り向く」モーションは、今回が初。

身に着けているのは、黒い軍服のような衣装。勲章が3つほど見える。
また、その首には、深紅の長い布を巻いて垂らしている。
「宝月巴(ほうづき ともえ)と申します。……地方検事局・主席検事です」
そう語る巴と、相対する茜と。
なぜか、この宝月姉妹と綾里姉妹との姿が似通っている事に、成歩堂は大いに戸惑う。
偶然とは、どうしても思えずに。
この世には全て必然しかない――という、どこかの誰かの台詞が、我が頭にふと浮かぶ。

自分は罪を認めていると、頑なな態度をとる巴。
それでも成歩堂に促され、事件の説明を始める。
巴「現場は、地方検事局の地下駐車場」

……………………えと。
今まで全シリーズにおいて、ずっと我慢してきた「異議あり!」コール。
今こそ、声を大にして言うべき、良い機会かもしれない。



「検事局」って何なんだッ!?



念のために述べておくと、検事、即ち検察官たちが所属しているのは、本来は「検察庁」。
その内、都道府県ごとに配されているのが「地方検察庁」、略して地検。
そして、その「地方検察庁」の長を務めるのは「検事正」である。
(追記。明治時代の刑事訴訟法に「検事局」の語を発見しました)


その上、被害者の身元についても、驚くべき単語が。
巴「警察局の捜査官。いわゆる”刑事”です」
警察「局」と言われても。
って何なんだ。って。


実は当方、コレも前から素朴に思っている事なのだが……。
もしかして、この作品の舞台は、日本ではないのかもしれない。
それどころか、2010年代というのも、西暦ではないのかもしれない。


ともあれ、「この作品はフィクションです」という言葉を忘れぬようにして、話を進める。


会話の際の、成歩堂のボケっぷりに驚く巴の手を見て、驚く茜。
茜「その、手の包帯……どうしたの?」
確かに、巴は右手に白い包帯を巻いている。
巴曰く、殺人の時にケガしたという話だが。

因みに、巴と千尋の縁は、学生時代の物らしい。
巴「……法科大学時代のことです。私が3回生、彼女は特別聴講生……」


……という、一通りの話を終えると、背を向けて立ち去ってしまう巴。
初見では、何と冷たい人かと思ったけれど。
事情を知った後で改めて見ると、巴の痛みが伝わってくる。



一旦、事務所に戻ってから。
いよいよ事件の現場へ向かう、成歩堂と茜。



検事局の地下駐車場。
さっそく捜査しようと張りきる茜に、成歩堂がクギを差す。
成歩堂「あのね。弁護士には、現場を捜査するケンリはないんだよ」
と、微妙にリアルな事を語る。しかも今更

そんな所に。
「それでジミを気取ってるつもりかい……カウボーイ!」
「どうやら……牧場をはぐれたバンビーナが、おイタをしてるようだな」



アメリカ版ゴドー、登場。  (←意味の分からない人は、第3作をプレイして下さい)



警察官というより、まるで保安官のような外見の男。
銃を撃つ手真似を見せたり、ナイフをチラつかせたり、小さなボトルを呷ったり。
って、一体コヤツは何を飲んでいるのか。
順当に考えれば酒だけど……いやいやいや。

結局のところ、ワケの分からん隠喩を並べつつ、立ち去る男。
どうも茜と面識があるようだが、その件は横に置いといて。
気を取り直して、調査開始。


茜「あ。ハシゴですよ」
成歩堂「それはキャタツだよ」
茜「どこが違うんですか? カガク的に証明してください」
あのキャタツとハシゴ論争がここでも。


そうやってアチコチを調べている内に、財布を拾う成歩堂。
茜「さあ、あたしの出番ですね!」
  「《証拠品》を詳しく調べる方法を教えちゃいますね!」


かくて。ついに出ました「検分モード」(←勝手に命名)。
出来る機能は、縦回転・横回転、ズームアップ・ズームダウン。(水平移動が出来ないのは残念)

中でも個人的には、ズームアップは「天晴れ」の一言。
だってコレ絶対に、画の手抜きが許されませんよ?(←論点違う)

桜の代紋が見えるその財布を開いてみると、出てきた物はIDカード。
成歩堂「《捜査官:多田敷 道夫 ID:5842189》」
ちゃんと顔写真も載っている。白いコートと帽子の男。


で、早速。
プロモーションビデオでもやっていたように、弁護士バッチを検分。
裏面のナンバーは、「26381」。
成歩堂「バッジには、ナンバーが刻まれているからね。他の弁護士がつけることはできないんだ」
茜「じゃあ、《ニセ弁護士あらわる!》……なんてコト、ないんですね」
その実態が分かるのは、約2年後の話。



画面を切り替え、死体の入っていた真っ赤なスポーツカーの周辺を調べようとすると、
あの保安官もどきが再び。
しぶとく食い下がる茜に、次に行くべき場所を教えてくれる。
「12階の……このサルーンに行ってみるといい」

茜「マチネー、サルーン、エール……あとで調べておくこと、と」
話を聞きながら、またもメモメモ茜。
我ながら、他人事じゃないなぁ……。この行動。

成歩堂(上級検事執務室、1202号。行ってみるか!)
この成歩堂の台詞を見た時、当方の心拍数が上がった。
でも、それでも。やはり異議を申し立てたくてならない気持ちも多々。



上級検事って何だ??



正確には、「検事一級」を差しているのだろうなコレは。(検事は一級と二級に分かれるそうです)
なお、検察官の階級は下から、(検察事務官)、副検事、検事、検事長、次長検事、検事総長。


そんな所に。
保安官もどきと入れ違いに現れた人。
「……ちょっと。よろしかったかしら。そこの、おふたかた」

何とも、やたら妖艶な弁当屋・「市ノ谷響華(いちのたに きょうか)」。
頭のオニギリ飾りがミスマッチ。(でもソレがいい)
よく見ると、ペンダントヘッドもタコさんウィンナーだったりするし。


「ゲロまみれのおキョウ」なんつーケッタイな名乗りと共に、
粛々と自分の目撃談を話し始める響華。
なかなかピンと来ない様子の茜に、ついに一喝。

響華「捜査官が刺された、あの事件に決まってるだろうが」

髪の分け目が逆になると同時に、声も一オクターブ変わったような気が。


そんな響華が粛々と、あるいは恫喝しつつ語るのは、検事に対する激しい憎悪。

響華「ヒトに罪の汚名を着せるため、手段を選ばない……それが、検事。
    きのうは……そう。最も邪悪なる者をたたえる日でしたのよ。
   ”優秀な検事”を、表彰する……まさに茶番、ですわね」
   「きのう表彰された、この辺で最もコッケイなオトコ……。
   被害者の遺体が発見されたのは、その検事のクルマだったのさ」
   「検事なんて、みんな同じ。エラいヤツほど、始末が悪い……」
何という毒舌。
これじゃあ「検事局」っていう、架空の表現になるわな。
実際の検察官の方々に、申し訳なくなってきた



そんなこんなの末に。
(私が)深呼吸してから、本丸に突入
上級検事執務室の、1202号室へ。

で、その。何と言いますか。
期待通りの、否、期待以上の部屋。

全体的に、赤を貴重とした調度品。
天井にまで届く本棚(ハシゴ付き)。
デスクには、モバイルPCがある一方、なぜか羽根ペンも。
ティーセットの一式も置いてある。やはり紅茶派か。
窓際に飾られた、ラベンダー色の花。
ソファには無造作に投げられた、トロフィー。
壁の額にあるのは、『始まりの逆転』の時の衣装。
そんでもって、「トノサマン」フィギュアも密かに据えてあって。
そして噂のチェス盤も。



御剣「……成歩堂龍一……。どこまでも、おせっかいなオトコだな、キミは」
成歩堂「ひさしぶり……だな、御剣」
ああ、二人の対応が普通だ。(特に成歩堂が)

その一方、
茜「あたし、大ファンなんです!」
と、御剣に会えた事に喜ぶ茜だったが。
茜「ホラ。イヤミでハデで、まっ赤なクルマから、死体が見つかった……」
御剣「アレなら、私のクルマだが。……それが、なにか?」
…………敢えなく玉砕。

まあ、当然といえば、当然の展開だなコレは。赤い車だものな。
ファンブックにも書いてあったものな。車のイラスト。


会話の方は後に回して、先に部屋を調べてみる。


壁の本棚に頑丈に留められているボルト。念入りに磨きこまれたテーブル。
イトノコ刑事が、如何に御剣に懐いている(?)かという事が分かったり。

また、ギュウギュウに資料が詰められている本棚には親近感。
ウチの本棚も、その仕様でございますので。
みっしり入れないと、足らんのですスペースが。
コツさえ分かれば、抜き取るのも難しくありません。


几帳面に並べられている、ティーセット一式。
茜「すごい! 下のタナに、茶葉と缶がギッシリ詰まってます!
  産地別にキチンと並んでますよ。フレバリーも、種類ごとに!」

それから、どうやら贈り物であるらしい花やフィギュアには、こんな文言が。
成歩堂「……《起死回生  カオル》」  (※花に添えられているカード)
成歩堂「……《青息吐息  カオル》」  (※フィギュアの足の裏)


あと、問題のチェス盤。
置かれている駒の色は、なぜか。(本来なら白と黒)
茜「赤いナイトたちが、よってたかって青いポーンを取りかこんでいます」
本来、ナイトは2本。白黒を足しても4本しかない。つまり駒の数も合ってない。
成歩堂「赤い”剣”が、青い”歩”を追いつめている……」
茜「御検事さん、チェス好きかあ。……どうしました? 成堂さん」



この辺りで、そろそろ本題に入る。
事件について尋ねてみるが、会話での御剣、全体的に今一つ覇気がない。
時間軸の設定上、仕方ないとは言え。

自分自身の、いわゆる「黒い疑惑」についても、どうも心外に思っている様子。
検事として、巴の有罪を立証しなければならないという事も悩みの一つか。

御剣「宝月主席検事とは……2年前。初めていっしょにシゴトをした」
成歩堂(2年前……ぼくはまだ、弁護士にもなっていないな)
つまり、成歩堂と御剣が22歳だった時、という計算になる。

御剣「なぜ。彼女は、私のクルマのトランクでヒトを刺したのだろうか?
    しかも……この私のナイフを使って」
   「事件の凶器は、トランクの私の道具箱に入っていたナイフだ」

当然ながら、ナイフには指紋は残っていない。



そして、会話は核心へ。
この部屋の中で一番重要な物は、ソファにあるトロフィー。
なぜか上の部分が欠けている、盾。

一体どういう代物なのか尋ねてみたら……。
御剣「《検事・オブ・ザ・イヤー》だ」
   「その年度でイチバン優秀な検事に贈られる、名誉ある像だ。……悪いかッ!」

なぜか逆ギレされた。

御剣「そのコワれた盾を受け取るため、警察局の式典に出席していたのだ……」
順当に考えれば、コレは実際で言うところの警察庁か。

とにかくその日は、その受賞式典のみならず、
解決した事件の証拠品の「申し送り」という仕事もあったと言う。
よって、御剣が検事局に戻ったのは、午後5:12。
その説明の際に見せられた駐車券を検分すると、「秋霜烈日」の紋にも見えるマークが。



そんな折。
「……あのおッ! スミマセン! 御剣検事ってヒト、いらっしゃるでありますかッ!」
明らかに間違ってる敬語で、変に気合の入った制服警官・原灰(はらばい)ススムが乱入。

どうやら、警察局長のお使いで、どうやら――――要らん報告書を持って来てしまったらしい。
事の次第を問いただしても、原灰の対応はこんな状態。

原灰「はッ! でも。でも、だって本官!
   コレを持って行けって言われただけでありますからしてッ!」



だめだコイツ。早く何とかしないと。



そう思ったのは、御剣も同じらしく。
御剣「……来月の給与査定を楽しみにしておくことだ」
という、いつもの必殺技が炸裂。原灰は退散して行く。

結果、残った御剣は、一気に不機嫌の低気圧。とゆーか、もはや雷雲レベル。
こうなったら、成歩堂たちも退散するしかない。


ところで、素朴な疑問。
御剣は、この12階にあるオフィスまで毎日、いったい何を使って上っているのだろう。
……まさか、エレベーターじゃないよなあ……。



被害者について更に調べるため。
警視庁……じゃなかった、警察庁……でもなかった、警察局に到着。
そのエントランスに、「タイホくん」の人形が。
よく見ると、向かって左のツノ(?)が一度折れている。明らかに、(不器用な)誰かのお手製である。
茜「ぶ……ブキミですね、なんか。ワキワキとうごめいてますよ」
  「なんか、どこかで見たことがあるような……」
彼女の言う通り、確かに物語の冒頭にも「タイホくん」は出てきたが、
そんな事より……もしやコレ……。



全シリーズ初の動画!?



細かい話になってしまうが、『逆転裁判』での今までのモーションは基本的に、
「原画」をつないだレベルで止まっている。
これほどの「動画」を伴った滑らかな動きは、あらゆる意味で不可能だったはず。
これが容量の差か。


そこにイトノコ刑事が登場。
どうやら今回の事件では、イトノコ刑事は「まぜてもらえない」らしく。
いま彼が任されている仕事は、「タイホくん」作りや、その「タイホくん」の踊りを覚える事ぐらい。

その代わりに、他の情報について色々教えてもらう。
今回の事件は、警察局長自身が捜査指揮を執っているそうで。
順当に考えればコレ……警察庁長官とか?(まさか)


また、駐車場にいた保安官もどきさんは、「罪門恭介(ざいもん きょうすけ)」巡査と判明。
彼が、現場の捜査の責任者であるとの事。
コレも警察局長が直々に任命したとか。

それから被害者は、やはりあのIDカードの持ち主である、多田敷道夫巡査部長。

そして、御剣の件。
上層部とのつながりが不自然に強い事が、彼の「黒い疑惑」の発端であるらしい。



改めてもう一度、検事局の駐車場へ。
中に入ると、親しげに会話している響華と罪門を見かける。

イトノコ刑事の紹介状を見せて、担当責任者である罪門の許可を得る成歩堂。
成歩堂(罪門さんは”巡査”だ。”刑事”じゃない……)
茜「……事件現場のセキニンシャは、刑事以上のハズなのに……」
念のために覚書。
「巡査」と「刑事」は、比較できる単語ではない
巡査は階級、刑事は役職である。

まずは、罪門から事情聴取。
被害者である多田敷の死亡推定時刻は、午後5:15。(←響華の証言より)

罪門「これでも、2年前までは捜査官……りっぱな”刑事”だったさ」
と、自分の素性を名乗る罪門の口から出るのも、やはり検事――御剣への激しい憎悪。

罪門「御剣の疑惑、そのモトをたどっていくと……ある人物にたどりつく」
巴と御剣の間にあると囁かれる、闇の関係。
イトノコ刑事も、御剣と縁がある故に、捜査から外されているのだという。


続いて、現場の調査開始。
今度は堂々と、隅々まで調べられる。

右画面を調べると、まず車にメモがあるのを発見。
書かれている文字は、「6-7S 12/2」。右上には「Tadashiki」の文字が。

また、二つ折りの携帯電話も発見。
なお、その時、茜の電話ストラップは「小江戸剣士・ヒメサマン」の物だと分かったりする。


とにかく開こうとは思ったものの。さんざん苦労しまくった、1周目当時。
openボタンが見つからなくて。

電話の持ち主が最後にかけた相手を探るべく、リダイヤルを押してみる成歩堂。
そうすると、どこからか、不意に流れる着信メロディ。

駆けつけた罪門によると、成歩堂たちが今拾ったのは、巴の電話機なのだと言う。
因みに、最後の発信時刻は午後5:18。

罪門に問いつめられた成歩堂、自分の電話機が偶然鳴っただけと釈明する。
……この事件の頃に買ったんだな、自分の電話を。


が、しかし。
その成歩堂の釈明は、第2作をプレイした人に仕掛けられるミスリーディングに過ぎなかった。
彼は、茜にだけ打ち明ける。
成歩堂「さっき鳴ったのは、ぼくのデンワじゃなかった」



検事局や警察局だけではない。
この宝月姉妹の間にも、大いなる秘密が眠っている……。




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