鏡の向こう側。(『逆転裁判』編)

・髪の色素が薄い(=黒髪ではない)。

・凝った詩的な台詞が多い。

・一人称は「私」。

・好きな色は赤。

・特殊な環境で青春時代を送ってきた。

・天才肌だが、一般常識や時事風俗には疎い。

・専門用語の長台詞は得意だが、世間話は苦手。

・一見無口で冷たい印象を受けるが、実は人付き合いに慣れてないだけ。

・けれど頼れるリーダーシップは持っている。

・自分は皆に迷惑をかけている→自分は皆の前から消えなくてはいけない、
 と思いつめる行動原理。



このようなプロフィールを並べた時。
あなたが思い浮かべる人物が、一人いるはず。


そう。
検事局きっての天才検事とされる、御剣怜侍
ここの文章を読んでいるあなたなら、彼を連想するはずだ。



……などという言い方を、わざわざする理由。

実を言うと、もう一人いるのだ。
上に書いた項目と、まるで同じプロフィールが当てはまる人物が、もう一人。
ただし、もちろん『逆転裁判』ではなく、全く別の作品で。

その「答え」を知りたい方は、こちらへどうぞ。
(読みましたら、ブラウザバックして来てくださいませ)




以下、向こう側の「答え」のページを見て下さった方に向けて。
冒頭では、分かりやすく10項目に絞ったが、本当はまだまだ見られる共通点。


《御剣怜侍の場合》

・他人に弱みを見せない。

・大切な家族(=御剣信)を失ったトラウマを経験している。

・悪夢に飛び起きる事がある。
 (15年間の長きに渡り。後に克服)

・学歴は飛び級。
 (20歳にして、既にプロの検事職に。司法試験突破と司法修習経験済み)

・実は、俗っぽい趣味も持っている。
 (第1作攻略本の番外編にて、特撮番組『トノサマン』ファンだという描写アリ)

・人付き合いは苦手だが、動物には心を開く。
 (ファンブックにて「飼っている犬を心の拠り所にしているイメージがある」と、
  巧舟氏が発言)


……きっと他にもまだ有るはず。



と、そんな共通点たちを持つ一方。
それ以上に強烈な相違点について、最後に。


それは、 (「真実」や「正義」など)抽象的な物に対する価値感だ。

彼の場合は、あまりにも大事に思いすぎている部分さえある。
どんなに傷ついてでも、必ず手に入れるべき物だと考えて、常に行動している。

この点は、彼が文系(法学)のエキスパートである事とも関係しているのかもしれない。




……あ。そりゃ勿論、年齢と性別こそが、最大の違いですけどね……。
(片や、20代半ばの男なんだから)




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