事件1『大いなる旅立ちの冒険』

・思えば、この作品、タイトルからして縁起が悪い。
『大逆転裁判』を略したら「大逆(たいぎゃく。裏切りの意)」になるのだもの。
・勇盟大学は帝大。
・風もないのにハチマキがなびく。これくらいのネタが散りばめられてるなら楽しかったろうにな……。
・総じてテンポが遅すぎる。無駄なやり取りが多すぎる。
 最初の質問→「私です」→弁護人変更があまりにトロい。
 昔だったらコレ、質問をきちんと聞かずに取りあえず「私です」発言して、
後から事の重大さに気づく……くらいをやってたはず。
・ワトソンが死体役である事に意味がない。少なくとも作中では一切説明されない。
 ホームズの相棒枠を空けて龍ノ介を入れるため、というメタ的な理由しか思いつけない。
 ホームズをいじる創作物は数しれないが、ワトソンをこうも蔑ろに暑かった作品を私は他に知らない。
 有ったら(嫌だけど)知りたい。
・龍ノ介が自分で弁護する理由が、よく分からない。亜双義のキャリアに傷を付けないためという、建前論しか感じない。
・初めての「異議あり!」宣言(コール)は亜双義に盗られた。
・龍ノ介のフラフラキョトキョトの挙動不審ぶりが気になって集中しにくい。
 明治時代の大学生って、現代の成人より老成してるエリートってイメージが強かったから、甚だしく違和感が。
・チュートリアルの説明台詞が出るまで、「法廷記録」が表示されない。
・校章が『逆転裁判』シリーズのマーク。
・日英和親航海条約。架空の条約名は巧手。
・恒例の「コゲあと」。
・写真がまだ普及してない時代。
・ボーイの咳の音、リアルなボイス入れないで欲しかった。
 そして、食べ物扱うキャラに喀血ネタは止めてほしかった。
 しかも、本来なら客用だろうあのナプキンで、その血を拭うのは本当に止(略)
(※ここからAボタン連打が始まる)

・亜双義が机を叩きまくる。コレが私のやりたい事なんだけど……。
・二人の証人が並んだ。
・証人にカイックさんがいる。
・龍ノ介と死体役の関係は、「挨拶に行った」だけ。もう少し、人としての縁とか持たせてほしかった。
・銃が普及している時代。
・BGMの音、小さい気がする。
・ペナルティは残機制に戻った。
・また、そこら辺の凶器を拾った被告人。
・初尋問での初宣言(コール)。「はい」だった事に、ずっこけた。
 やっと主人公の「異議あり!」を見られると喜んだ我が期待を返せ。
(※ここから無音(ミュート)プレイ開始)

・いっこうに主人公のターンが来ない。具体的な推理はほとんど亜双義。
 龍ノ介の台詞は「でも」「だって」「何か変」……。頼む、私と席を代わってくれ。私が喋る。
・机叩いた時までキョロキョロされる。ストレスフル。
・有罪になっても仕方ない旨の諦め発言をされた時点で、龍ノ介への感情移入が途切れた。
 操作キャラが操作を放棄してどうする。
 これがナンバリングタイトルじゃなくて本当に良かった。
 私の中では、この操作キャラの物語はパラレルワールドと見なします。
(※ここから未読スキップON&バックログ読み流しに突入)

・「検分モード」での会話も長い。いちいち立ち絵を出す必要性あるのか?
・証人女の日本ディスりっぷりに辟易。
・本当の死因。
 クラーレは実在の毒物。ホームズ作品『サセックスの吸血鬼』で出てきます。
・経口毒でない物を飲んで死ぬ。蛇毒とか、助けようと口で吸い出そうとして死ぬトリックを昔読んだっけ。
・最後の証拠品を持っている、強い権力を持っている人。御琴羽教授を選んでペナルティ食らった私。
・やっぱり操作キャラのターンが来ない。
 終盤、窃盗犯も殺人犯も自分から全部喋ってる。
「実はこういう出来事だったんです」って整理するのは、探偵役の最大の魅せ場だと思うんだが……。
・亜双義の抜刀もまたやっぱり、何かトロい。
 『ファイナルファンタジー』の召喚魔法のグラフィックを思い出す。
・亜内のマゲ姿に、てっきり明治初期だと思ってたが、そうか寧ろ末期か。
・犯人が帽子やドミノマスクで顔や正体を隠してる意味がない。
 ブレイクモーションで装飾品が全部吹っ飛ぶのを期待した私が間違っているのか。
・犯人が本国で裁かれるかどうか自体が不明。
 私の愛するテーマ「悪は全て罰される」が、このシリーズでも瓦解し始めている……。




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