事件3『疾走する密室の冒険』

・またCANONをバラされるとゲンナリしてたら、ダメージ受けずに拍子抜け。
 何で、第2話でこーゆー風にしなかった??
・英国に到着、という事実に驚愕。
 何も情報を知らない時は、てっきり日本がメインだと思ってたから。
 ホームズ勢が来日してきて、最後に渡英とか想像してた。
 日本で充分に経験積んだ人でさえ異国では戸惑うだろうに、日本の法律にも不得手な主人公が、
日本飛ばして英国行くのは飛ばしすぎに思う。
 あるいは、ストーリーバランスを考えたら、はじめから主人公が英国の新米弁護士だった方が分かりやすい気もする。
・選択肢の扱いがおかしい。
 試験を受けるか否かは、選択肢が出るくせに、どう足掻いても時間切れの一本道。
 法廷へ向かうか否かは、そもそも選択肢なしの強制移動。
 試験を受けたい人は振り回され、受けたくない人は押しつけられる。
 これでは、どちらのプレイヤーも納得しづらいだろう。
 ADVでプレイヤーの意志が反映されないのは最悪の矛盾だ。
・被告人のキャラ、ステロタイプのユダヤ人っぽい。
・被告人と一切コミュニケートのないまま始まる裁判。これってチュートリアルの第1話だったっけ?
・「良識と民意の代表」がナイフ振り回したり酒の缶持ってたり編み物に励んだりしてますが。
 ここは、おとぎ話のラビリンスシティじゃないんだが。
・陪審員6人と証人3人。それからモチロン、弁護人・助手・検事・裁判長・被告人。一つの場に14人。
 検事シリーズの終盤か、それとも幻想法廷か。
・証拠品リストに、犯行現場そのものが加わる。今までだったらコレを探偵パートでジックリ調べてる展開だ。
・座席に取っ手(「章をえらぶ」で再確認)。開けたら道具が詰まっている。
主「お客さんのニモツを入れるスキ間は、なさそうですね」
・点いた炎が空を飛んだ。だから、ここは、おとぎ(略)
・やっと弁論で、操作キャラの「異議あり」が出る。
・刺した瞬間を直接目撃した人間が3人。
 死角に第三者が潜んでた? 被害者に見せかけた人形? ……と暫く真剣に考えた時間は、最終的に無駄になる。
 現代日本なら、指紋の確認くらい求められますが。
・助手が「待った」して問いかけても誰もツッコミ入れない世界。
・やっと法廷の新ルール「最終弁論」が発動。本来なら、これが第2話辺りに入るべきなんじゃ……。
・そして。やっと。ついに。とうとう。
 「ボタンを押して『異議あり』宣言(コール)」という、逆転シリーズの最低限のアクションが、発動した。
・「マゴの手袋」→「ジイさまのセーター」
・「廷内を歩き回る」は裁判シリーズでは初。
・挙動不審が減ってきた操作キャラ。
・「黒い悪魔」。恐らく本当は「黄色い悪魔」と言われただろう時代。
・「銀星号(シルバーブレイズ)」。コレそのままCANONのタイトルです。(『銀星号事件』)
・未読スキップ&A連打してたら、検事がグラス割るのを見逃した1周目。
 酒を注ぐ→グラスを揺らす→握って割る……待ってられるかそんなん。
・休廷後。法廷に入った瞬間に馬車の荷物が消え、床に血が湧く。
・スリの少女がレストレード。ホームズ知らない人には意味不明、ファンにとしては眉をひそめるネーミング。
 この作品の創り手は、CANONをどこまでコケにする気なのか。
・検事席テーブルにカカト落としのY字バランス(しかも右手にワイン装備)。
・荷物の有無。
 1周目は「調べてない」を選択。
 「章をえらぶ」で「カラではなかった」を選択。
・証人と被害者の関係を、被告人が暴いちゃう。誰か止めろよ。
・尋問の進む内、もう何度目になるかの眠気(私の)。
 どこまでも涼しい顔の被告人と、口角泡を飛ばす証人二人と。
 これって確か「可哀相な被告人を救出するゲーム」じゃなかったっけ?
・(ぼくよりも弁護士に向いてるんじゃないかしらん……)
 被告人と証人とのヒートアップから完全に追い出されてる操作キャラ。あと検事。
・そもそも現場が密室じゃなかったと断じられる。
 と言いますか、窓が開くか開かないかで、どうして尋問?証人の御者はドコへ行った?
・画面探しまくって馬車の痕跡を見つけた!→異議あり言えた!→何でもう一回痕跡の指摘?
 それならこの2回目でプレイヤーに探させれば良くね?
・で、そうやって見つけた証拠品が、(荷物と同じく)また捏造。
 法廷記録が勝手に変更されているわけで。
 これじゃト書きを信用できない。何でもアリになってしまう。
 まるで『裁判4』と『検事2』のキマイラを読んでる気分。
・この裁判の最大の失態は、「馬車の調書が提出されていない事」。
 いくら19世紀ロンドンでも、そこまでアホな手抜きするものか?
 まして、被告人が偽装する事を承知してると言っといて、何も対策立ててないというのは……
ええとごめんなさい、この検事アホだろ。
・被告人は有罪か無罪か。『さらば、逆転』とは月とスッポン。
 何ら思い入れのない他人たちを前に、何ら指針のない状況で、さあ悩めと言われても。
・陪審員の存在意義が消えた。コレやられちゃうと、尺稼ぎに使われたとしか思えない。
・と言いますか、今までならコレ間違いなく、「2日目」に入る流れだよね?
・大人を拒絶する反抗期のキャラが「17歳」。
 大学生23歳でも思った事だが、年齢設定が時代を踏まえてないよね、この作品……。
・「あー! こんなトコロにいたよ!」
 アイリス登場。
・野宿推奨する16歳女。つよい。
・第1話の犯人と同じく、思わせぶりなやり取りしときながら、消える被告人。
 この操作キャラはある種、王泥喜を超えた。散々なデビューだ。




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