事件5『語られない物語の冒険』

探偵パート。

・CANON『バスカビル家の犬』の一節。
 こうやって紹介するだけならいいんだよ……。つくづく第2話が言語道断レベル。
・女の隠し事。操作キャラと検事の因縁。誰も何も明かしてくれない。
・相手ごとに対応を変える女。ある種、ブレねえな。
・『ボスコム渓谷の惨劇』。CANONのタイトル。
・漱石の猫を引き取った模様。
・ネコトビラ製造機。密室破壊装置とも言う。
・気障男が死にかけ。
・質屋のハッチ。『レイ逆』と同じネーミング。
・バイオリンとビオラの区別が付かない奏者というのも論外だが、嘆かわしいのは、プレイヤーにも客観的に
区別できない事。
・音楽に詳しい我が友人から聞くに、「同じバイオリンでも子供用と大人用で大きさが違う」そうで。
 そーゆーオチにした方がよっぽど自然だったんじゃないかと思う次第。
・気障男の名声欲が上昇している。
・気障男の希死念慮を介護するために質屋へ行くよう誘導される。
・移動時、質屋へ直に行って問題ない。
 「ベーカー街」は、質屋が事務所の隣という以外は、小ネタが2カ所あるだけ。
 この場所は、ストーリーには一切関係ない。
 「ほれ、『調べる』やりたいんだろ? やれよ」って言われてる気がしてきた。
・会話を済ませないと「調べる」が出来ない。その後は「調べる」を済ませないと話が進まない。
 ステレオスコープ・円盤式オルゴール・質流れ品の棚・日めくりカレンダー・携帯型ステレオスコープ、の5ヶ所。
・一瞬目を離した隙に、カウンターに客が湧く。
・強要される会話の連続に、再び眠気が襲ってくる。
 昔の作品なら、話が進む度に別の場所に行くと、本筋から外れたイベントがあったりしたのに。
・何か、ヅカっぽい白セビロが出た。セビロで踊られて、不覚にも一度見とれた自分が悔しい。
・「お客さんにも……“秘密”にしたい事情がイロイロ、ありますからね」
の「台詞の時だけ」画面に湧く気障男。
 だから、この世界の連中は全員瞬間移動が(略)
・場の全員から話を客観的に聞きたいのに、気障男への強制進行。
 しかも、推理を聞く聞かないの選択肢があるのに、「やめておく」を選んでも強制進行。
 だったら選択肢なんか作るな。『ひぐらし』みたいに純粋な文章にでもすればいい。
・気障男の論は、或るCANONと同一トリック。こうやって、タイトルをバラさなければ無問題なのに。つくづく第2(略)
・接待推理3回目。最後は、証拠品を提示するわけだが。証拠品リストにあるのは、「腕章」と「円盤」の二つのみ。作業。
・「海の底は牡蠣まみれ」。CANON『瀕死の探偵』ネタの一つ
・腕章をスラれても法廷記録から消えてない。『逆転のレシピ』の時はちゃんと消えてたのに……。
・「犬」問題の場面。ここまで思わせぶりに煽っといて放置じゃ、そりゃ暴動起こるわ。

・冒頭が、ムービーのやり直し。CM明けに巻き戻すTV番組か。
・翌朝。「調べる」可能。「移動」不可。
 相手はアイリスにチェンジで。移動時のヒントも切り替わった。
・聖アントルード病院。元ネタ不明。
・気障男は手術中。なら、もう作中には出てこないのか。……と、安堵した自分に気づいて、ぞっとする。
・気障男に続いて、ミーハー女も退場決定。前日から何も打ち明けない人は、家に帰っていい。
・留置所で寝オチ寸前(私が)。
 まさか、こんなにダラダラしたテキストを一方的に読まされるとは。かつての『検事2』レベルに匹敵。

・探偵パートだけで4章。長い。
・しかも、現場への移動も、最初の証拠品つきつけも全て強制進行。こちらプレイヤーはAボタンを押すだけ。
・また投げられた。(8回目) 早く故郷に帰れ女。
・立体視。昔から平行法しか出来ないんですが私。
・今更になって第3話の真相(ハラワタ)がぶちまけられても遅い。
 それに、『うみねこ』で言うところの「魔法(=金での買収)」とは。ミステリで、一番つまらない答えじゃないか。
 しかも、裁判中の偽装工作については最後まで詳細不明のまま。人を雇えば何でも出来るのか?
・信じる信じないの抽象論。
 だから、第3話のアレは信じる信じない以前。
 ろくにコミュニケートしてない意味不明な人だから私にとって。
・せめてもの抵抗として、「ジーナを信じない」を選んだ。
(ぼくに、『信じる』以外の選択肢は、ない)
 ↑この通り、実際に出る台詞で裏切られるけど。
 この期に及んで助けを求めてこない人を、「私は」助けたいと思えない。
 あの御剣だって、「お願いできるだろうか」って頼んだよ?
 で、龍一さんは、その依頼を堂々と断った歴史だって持ってますよ?
 真宵の依頼だって断って別れた妄想した事ありますよ?
 自由意志に基づいて行動できた、あの時代のADVは、死んだ。
・下宿で「移動する」を選べるのに、実際には選択肢が表示されない。ホント今回、こういう細かい点が、雑。
・また投げられた。(9回目) この期に及んで隠し事連発してるし、早く去れ。



法廷パート。

・「今日の法廷で、かならず。《無実》を認めてもらいますからね」
 ↑最終話の被告人に言う言葉がコレ。交流できてない。
 5話あって、気を許してくれた被告人は漱石だけ。
 しかも、その時は操作キャラの方が、相手を信じてない。
・検事が操作キャラを憎むのは日本人だからという、つまり八つ当たり。
・陪審員が早々にネタ切れしてる。別エピソードのキャラが、また使い回し。
(第4話の証人、第3話の陪審員、新規?、第4話の陪審員の色違い、第3話の陪審員、第2話の革命家)
・2連続で負けといて弱気にならない検事。ある種、ブレねえな。
・ネミー・ティンピラーって名前が普通で、エッグ・ベネディクトが胡散臭い偽名。基準が謎。
・やっと最初の尋問……が始まる前に陪審が動いたせいで、いきなり最終弁論。
 「最初に最終弁論をやる」……これほどムジュンに満ちた語があろうか。
 第3話の頃は、興味深いと思ったシステムだったのに。好印象を潰された。
・立体視は、間違い探しの裏技として以前から知られている。
 ただ、既に自動的に立体視できる3DSが目の前にある時代にコレやられても、とにかく遅い。
 本来ならコレ、紙媒体でこそ映えるギミックだと思うんだ。
(※ここから攻略サイトを隣に置いて読み始める)

・きっと、この作品では、「偽証罪」ってメチャクチャ軽いんだろう。
 こう簡単に証言が変わる裁判は……面白くない。
・「動機と機会と危険性」 1個目と3個目って同じだろ検事。
・「第2回《最終弁論》」……これほどムジュン(略)
・だんだんフラッシュの眩しさが目に障ってきた。台詞一つの間に何度も光る。歴代で一番激しいのでは……?
・要するに、証人が最初から正直に喋ればいいだけの話をひたすら引き延ばしている構造。
・血痕から個人特定、つまりDNA判定可能というオーバーテクノロジー。
 ……この作品、舞台を19世紀にした意味があんまり無い気がする。
・また立体視。だから私は出来ないからいい(どうでも)。

・法廷パートも4章。長い。
・紙の貼られてる円盤でオルゴール演奏してる。
・ミルバートン。CANON『犯人は二人』の登場人物。
・とうとう気障男が法廷にまで浸食してきた。
・延々延々、犯人の独り語り&問わず語り。
 逃げる相手の背中に追いすがって銃口を向けておいて、過失致死は成り立つまいに。第2話と同じ空気感。




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