「バーボン問題」覚書

(2012年2月 作成開始)
(2012年8月 加筆修正開始)



『赤白黄色と探偵団』 (原作第60巻 アニメ版第509・510話)


ジョディから電話連絡を受けるコナン。
キールから、新たな組織員・
バーボンの情報が届いたとの事。

米花町2丁目23番地のアパート「木馬荘」にて、放火事件発生。
「木馬荘」の住人の一人・
沖矢昴
沖矢を前にして怯える灰原。

その沖矢に対し、工藤邸に住むよう提案するコナン。

(↑常識的に考えてあり得ない行動。真意は今もって明らかにされていない)



『憎しみの青い火花』 (原作第61巻 アニメ版第524・525話)


阿笠家のガレージ。

コナン「さっきのメールで、ある人に頼んでおいたから。ポリタンクの中身を水に変えといてってね」

その様子を見守っている沖矢。



『推理対決 新一VS沖矢昴』 (原作第61巻 アニメ版第510・511話)


帝丹小学校教室。
コナンはケータイで放火事件のニュースを読んでいる際、バーボンの情報を思い出す。


工藤家。
蘭&園子と、沖矢とが接触。
蘭は沖矢を反射的に蹴り飛ばす。(←半ば猛獣)


コナン、蘭に電話で事情説明。

コナン「(新一兄ちゃんのメールには)家を貸すのはいいけど、
     その人の前であんまり新一兄ちゃんの話をしないでって書いてあったよ」
    「妙に興味を持たれて部屋を勝手に探られたら嫌だからだってさ」

(コナンとしては信用しているが、新一であると明かす事は出来ないという事?)


沖矢、蘭&園子の昼食内容を言い当てる。

蘭「もしかしたらあの人(=沖矢)とどこかで会った事あるかも。
誰かに似てるような気がするんだよね」


紙飛行機の事件について、コナン(新一として)と、沖矢とが同時に推理。
蘭、新一の名前を伏せて沖矢に説明。

蘭「クラスに推理好きの金一って男の子がいて、相談してるんです」
  「ここに住んでた新一は何の取り柄もないただの高校生で」

沖矢「ただの高校生……僕にはとてもそうは思えませんが。
    なにしろここには彼が住んでいたという痕跡が残されていませんから」
   「衣服や日記やアルバムの類はどこにも。まあ、目に付く所にはの話ですがね」

蘭&園子、一旦外出。
蘭(何かストップかかったんだよね。あの人に新一の事を話しちゃいけないような、そんな不安な感じが)

コナンと沖矢、ほぼ同時に結論に達する。
沖矢「通報するのは、警察と面識のある君(園子)の方が適任かと。
  まあ現場は彼女と彼に委ねましょう。推理好きの“金一”くんに」



事件解決後。

バーボンを独り飲んでいる沖矢。
(ジョディがシェリー酒飲んでたのと同じ?)



『魚が消える一角岩』 (原作第64巻 アニメ版第542・543話)


釣りに出かけた少年探偵団を、阿笠の代わりに迎えに来た沖矢。
コナンの背後に隠れる灰原。


灰原「感じるのよ、あの人。あなたのいう黒ずくめの組織の臭いをね」
   「それを感じたのはあの人に最初にあったあの火事の事件の時だけだけど。
    あの独特なプレッシャーの主は、どう考えても彼……。
    あなたの体を薬で幼児化させた組織(かれら)の気配に間違いないわ」

コナン「そう思い込んでるだけじゃねーのか?」


沖矢ばかり見て足下お留守の灰原、転びそうになったところを、沖矢に抱き止められる。
驚く灰原。

死体発見。
コナンと沖矢は、殺人事件だと見破る。

犯人と対峙。
灰原は、沖矢の気配に激しく緊張。
沖矢は犯人に全く怯まず、ナイフを弾き飛ばす。

灰原(やっぱり……やっぱりこの人……)



『探偵団VS強盗団』 (原作第65巻 アニメ版第563・564話)


酒屋にFBI三人。
バーボンの瓶を見かけるジョディ。



ジェイムズ「バーボン……」
       「組織に再び潜入した水無怜奈からその情報を得てからしばらく経つが」

ジョディ「一向に姿を見せませんね。その探偵のような奴」

ジェ「バーボンの標的は恐らく組織でシェリーと呼ばれていたあの少女。
   これまでの経緯から察すれば、その少女に我々FBIが関与していると組織に思われてもおかしくはない。
   何らかの形で我々に接触してくると踏んでいたんだが」

ジョ「そうですね。前にその少女が仕掛けた物と同じ盗聴器を使ってあの毛利探偵事務所に組織をおびき出し、
   それをFBIが迎撃したわけですから」

ジェ「もっとも、実際に盗聴機を仕掛けたのは、あの江戸川コナン君だったようだがな」

(ここまで介入してるならコナンよ、いい加減に事情を打ち明けたらどうだ?)



赤井の名前を持ち出すキャメルに、ジョディ逆ギレ。

独り歩くジョディ。
もともと赤井はジョディと交際していた。
が、潜入捜査のためだからとジョディと別れた。

交差点で、赤井と似た人物(火傷男)とすれ違う。
ジョディは錯乱しかけるが、別人だと自分に言い聞かせる。
FBI三人、まとまった金を持ってないため、ジョディは帝都銀行へ。



帝都銀行。
元太がトイレへ。コナン&歩美&光彦が残る。
灰原&阿笠は薬局へ。入れ違いでジョディが銀行内へ。


銀行強盗事件発生。
『謎めいた乗客』の時を思い出すジョディ。

ジョディ(あの時はシュウ……あなたがいた)

しゃがんだら
隣に火傷男がいた
火傷男は
黒のキャップを被っている。

ジョディ「シュウなの? シュウなんでしょ? シュウだと言って!
     私の事が分からないの? 口が利けないの?」
     (まさか、あの燃えたシボレーから脱出できたの?
     その時のショックで言葉と記憶を失ってしまったのね)


なぜ断言できる?

ジョディ(とにかくFBIのみんなの所へ彼を連れ帰って記憶を取り戻させなきゃ。
     生き延びた方法とか、シボレーの中の焼死体の事とか。
     それには、まずこの強盗犯達を一掃するしかなさそうね)
(……完全に私情優先してるぞ、この人……)


トイレ。
ジョディは強盗犯Aを無力化させるも、少年探偵団をかばって気絶。


コナン、銀行強盗たちを追いつめるが、前述の強盗犯Aによって人質に取られる。
(どーしてコナンがこの強盗犯Aを拘束しなかったのか謎)

その強盗犯Aを火傷男(と思われる人物)が
右手で撃つ。
事件解決後、火傷男はどこかへ去る。


『危険な二人連れ』 (原作第65巻 アニメ版第557話)


灰原、外出先から、電話でコナンに抗議。

灰原「別に来たくなかったけど、一人で留守番したくもなかったのよ。
    隣に得体の知れない不気味な人が住んでる、あの家ではね」
   「私は、あの人があなたの言う黒ずくめの仲間の一人じゃないかって、疑ってるのよ?」
   「まさかあなた、あの人を自分の家に閉じ込めて見張ってるつもりじゃないでしょうね?
    私という餌をぶらさげて、あの人が動き出すかどうかを」
   「とにかく、何か理由をつけてあの人をあなたの家から追い出してくれない?
    もしかしたらあの人からの情報で、私が組織を裏切ったシェリーだという事も、
    組織に殺されたはずの工藤新一(あなた)がまだ生きているって事もバレているかもしれないわよ。
    そう、私達を秘密裡に消すために着々と事を進めて、もうすでに組織の刺客がすぐそばまで来てるかも」



『危機呼ぶ赤い前兆』 (原作第67巻 アニメ版第579話)


事件解決後。『探偵団VS強盗団』の時を思い出す少年探偵団。


歩美「その時の銀行のお客さんの中に、なつかしい人見かけたよ」
   「バスジャックの時に一緒に乗ってた男の人」

元太「あの目つきの悪い兄ちゃんだろ?」

光彦「確か、右のホオに火傷の跡が」

歩美「バスジャックの時は火傷なんかなくて……黒いニット帽をかぶってたと思うよ」

コナン(な……、何だと!?)

(コナンは何に驚いているのか?)



『黒き13の暗示』 (原作第67巻 アニメ版第580・581話)


ジン「何? 赤井秀一を……見かけただと?」

ウォッカ「ホラ、この前ありましたよねぇ……米花町の帝都銀行で強盗事件が。
      あの事件の裁判が昨日始まったってニュースの中の、事件を振り返る映像に映ってたらしいですぜ。
      解放された客連中の中に、あの男に似た感じの奴が」

……コイツらTVしっかりチェックしてんじゃんか。
……ジン、人の名前覚えてんじゃんか。

ジン「キールを呼べ」
   「逃げたシェリーが姿をみせたのが杯戸シティホテル。
   赤井が俺達を狙撃しようとおびき出したのが米花町の毛利探偵事務所。
   FBIがキールをとじ込めていたのが杯戸中央病院。
   そして、赤井らしき男が米花町の銀行に現れた。
   杯戸町と米花町は目と鼻の先だ。偶然だと思うか?」

……狭い範囲で事件起こりすぎやろコレ……。





米花百貨店。
スポーツ用品売り場。
コナン&蘭&小五郎が、ジョディ&キャメルを目撃。
ジョディは店員に詰問。
『探偵団VS強盗団』の火傷男がかぶっていたキャップは、米花町百貨店の限定商品のため。

彼ら全員と入れ違いに、沖矢登場。店員に何かを質問。



カフェ。
ジェイムズからの電話に応じるために店外へ出るジョディ。
(ってコレ、食券制の店なんだよねつまり)



男子トイレ。

キャメル(最近のジョディさん、人が変わってしまったようだ。あの銀行強盗以来か。
      ジェイムズさんには言うなと言ってたが、あの黒いキャップに一体何があるって……)

キャメル、鏡越しに火傷男を目撃。が、戸口で見失う。



カフェ。
ジョディ(おかしい……口が利けない火傷の男が買い物に来たら、絶対、店員の誰かが覚えているはず。
     そんな人、最初からいなかったって事? だったら、私が見た彼は何? 何だったっていうのよ?)


おかしいのはあなたです。

最早この人は、根拠のない前提から勝手に妄想してるとしか言えない。
火傷男は口を利けるのかもしれないのに。
火傷男の代理が買い物に来たのかもしれないのに。
店員が覚えてない事にヒントがあるかもしれないのに。



いつの間にか折れているコースターに気づいて裏返すと、裏に文字が。



逃げろ
このエリアは
危険だ

(↑コレ本当に赤井の筆跡なんか??)





スポーツ用品売場で、爆弾事件発生。
コナン&蘭&小五郎の他、沖矢と火傷男が居合わせる。



カフェ。
ジョディ「右のホオに火傷のある男が、さっきこの店から出て行った?」
店員「は、はい。さっきお客様がかかって来た電話を外でとるために席を離れられたすぐ後に」

つまり。
ずっと同じ店内に居たんです彼らは。
少なくともジョディ、本気で人探ししてるとは思えない。
まして、素人ならまだしも、その道のプロだろうにこの人……。



ジョディ、キャメルに事情を説明。

ジョ「ごめんなさいね。まだ半信半疑だったから、FBIの仲間には言えなくてて。
   彼、
記憶をなくして口が利けないようだったから確認もとれなかったし」

決めつけジョディに、キャメル反論。

キャメル「奴らの罠だって事は考えられませんか?」(←むしろ冷静な意見)
      「あなたも言ってたじゃないですか。赤井秀一は死んだって。
      遺体の指紋も確認したでしょ? 生きているわけがない」

ジョ「で、でも……シュウなら何とかして」(←「何とか」って何だよ)



キャメル「そういえば、上のフロアで何かあったらしいですよ」

キャメルが事件発生を伝えた途端。
ジョディ再暴走。


ジョディ「やっぱりその火傷の男はシュウだわ」
     「見て。これ(コースター)はその火傷の男が私に密かに託したメッセージよ」

キャメル「じゃあ、赤井さんはこの百貨店で何かが起きる事を事前に察知して」

ジョ「ええ。もう記憶は戻っていると見て
間違いないわ」
   (でも、何なの? 何が起こってるっていうのよ? シュウ)


だから変装の偽物の可能性は考えないんですか?

FBIは一刻も早く、この人を職務から外して休暇を取らせるべきと思います…………。





百貨店の隣のビルから、ライフルを構えるキャンティ。

ジン「その百貨店に赤井らしき男が入ったとう情報は確かだ。
   そいつが亡霊かどうかは、俺がこの目で見て判断する」

キャンティとの通話を切る。

ジン「もしも、亡霊じゃないとわかったら、その時は、お前に暴戻になってもらうぞ、キール」

運転席から助手席へベレッタを向けた。

キール「亡霊よ。生きてるわけないわ。
     赤井秀一は私がこの手で撃ち殺したんだもの。ジン、あなたの目の前でね」

ジン「目の前じゃねぇ。モニター越しだ。あの時、お前は小細工できる状況にあった」

キ「小細工って……見てたでしょ?彼が私に撃たれて、頭から血を流して倒れた所を。
  あれは、あなたが頭を狙えって言ったからそうしたのよ?
  しかも、彼をあの来葉峠に呼び出すように私に命令したのもあなた。
  あの後、彼と会うまでずっと組織の監視下にあった私に、一体どんな細工ができるのかしら?」
  「もっとも、先の先まで見通せる神懸かり的な頭脳が彼や私に備わっていたのなら、
  できたのかもしれないわね。そう、
シャーロック・ホームズのような
  妙な勘ぐりは止めて、天敵が消えた事を素直に喜んだら?」

ジ「ああ、嬉しくてゾクゾクするぜ。奴が生きていたとしたら、もう一度殺れるんだからな」


……この作品の主役って誰だったっけ……?



コルンは地下出口で待機。
ジョディ&キャメルは下の階段に待機。
客のTV電話に赤井が映る。



スポーツ売場。
沖矢、赤シャツを見て、携帯電話をいじる。

沖矢(やはり雪山か)

その際、沖矢は、同じようにシャツを見ている火傷男を発見。
火傷男は視線に気づくが、その時既に、沖矢は背後に回りこんでいた。



車内。
キール「彼はこの事知ってるの?」
ジン「彼…………誰の事だ?」
キ「バーボンよ。組織を裏切ったシェリーっていう科学者捜しに動き出したって聞いたけど」

……そのわりには音沙汰ないよね。


ジン「さあな。ベルモットと同じく、奴も秘密主義者。どこで何をやっているか、わからねぇよ」

ウォッカ「そういや、バーボンも赤井の事を嫌ってやしたねぇ。ジンの兄貴以上に」

ジ「まあ、奴の居場所がわかっていても知らせるつもりはなかったが」
  「奴は、赤井が死んだ事を信じようとはしなかった。
  赤井を殺れるのは自分だけだと息巻いていたから、無理はねぇが。
  問題の男が赤井だったとしたら、奴はそれ見た事かと鼻で笑う。そんな奴の顔は拝みたくねぇからな」



カフェ。
沖矢、窓越しに、
身を乗り出してるキャンティを目撃。
(遮蔽しろよプロなら……)

沖矢「この暑い最中、息を潜めてジリジリと獲物を待ってる連中には……
    熱くて苦いコーヒーを御馳走したいところだがね」



スポーツ用品売り場。
小五郎のケータイに、知らないアドレスからメールが来る。

眠りの小五郎で事件解決。

小五郎のケータイには、事件の推理が詳細に記されていた。
「以上が私の推理だ」



送信されたケータイは、客の落とし物。

「『これ、あんたの携帯か?』って渡してくれたんだよ。
 黒い帽子を被った、右のホオに火傷の後がある、目つきの悪い男にね」

……誰が口きけないって?




赤井(とジョディが見なしてる火傷男)が狙撃されようとしていると知り、パニック状態になるジョディ。

ジョディ(シュウ! どこなの? シュウ!?)
     「!?」
     (いた、シュウだ!)
     「ダメよシュウ!! 外に出ないで!! 奴らが狙ってるの!! お願い止まって!! シュ――」

人目はばからず迷惑もかえりみず恥も外聞もなく走る内に、沖矢とぶつかった。
が、会話もそこそこに、また走る。

ジョディ(シュウ!! どこ!? シュウ!!)


あんたもうFBI辞めろよ。



ジンの車に、ベルモットのバイクが接近。
何かを小声でささやく。

ジン「あの方の許しは、受けているのか?」
ベルモット「ええ。ボスは慎重居士。石橋を叩き過ぎて壊しちゃうタイプだから」



キャンティのスコープに視線を向ける火傷男。
焦るキャンティ、
通行人に見られまくって更に焦る。

「おい、アイツ、ヤバくね?」
「ライフル持ってんじゃん」
「何かの映画の撮影じゃない?」


粛正されても仕方ない失態ぶりです。



撤退命令をするジン。
ジン「フン、独断専行か。相変わらず気に食わねぇ野郎だぜ」
   「お前(=キール)の言う通り、小説の中だけにして欲しいもんだぜ。
    シャーロック・ホームズのような探偵はな」





コナンの作戦を見破っていた沖矢。

(蘭に会話の意味を問われて)
沖矢「聞くだけ無駄ですよ。馬鹿な狼共がみすみす獲物を狩り損ねたっていう、ちんけな話ですから」

沖矢「あの銀行で強盗事件があっただろ?
    あの事件を振り返るニュース映像に
知人が映っていたから、
    もしかしたらあの銀行を利用してるんじゃないかと来てみただけさ。
    利用してるならこの近辺に住んでいるはず。会えたらラッキーだと思ってね」
    「偶然あのフロアで見かけたんだが、残念ながら人違いだったようで、声はかけなかったよ。

    昔からよーく知った顔だから、見間違えるわけないからね」



『初恋のビデオレター』 (原作第71巻 アニメ版第624話)


灰原「油断は禁物よ。いくら用心してても、
    自分の命を狙ってる得体の知れない男がこっそり隣に潜んでるケースだってあるしね」

コナン「それ、昴さんの事かよ? そんなに嫌なら、探偵事務所で寝泊まりすっか?」

灰原「イ・ヤ」

わがまま放題の灰原と、不実すぎるコナンと。どっちもどっち。



『ホームズの黙示録』 (原作第71・72巻 アニメ版第616話〜621話)


解毒剤を使って渡英する新一。



(?????工藤新一が生きている事がバレちゃいけないんじゃなかったっけ?????)



『緊急事態252』 (原作第71・72巻 アニメ版第622・623話)


少年探偵団を迎えに来た沖矢に対して、コナンの背後で怯える灰原。
沖矢は追跡眼鏡やDBバッジの事を知っている。

灰原「家に明かりがつかないぐらいで様子を見に来るなんて、まるでずーっと見張ってたみたいだわ」
沖矢「お昼にカレーを作り過ぎたから、お裾分けしようと思ってね」



『幽霊ホテルの推理対決』 (原作第73巻 アニメ版第646・647話)


世良真純。

事件発生直後。

世良「殺人……だよね? コナン君?」

名乗ってないのに名前で呼んだ。

世良「職業柄、耳がいいからさ」
   「ボクは今まで、何件もの投身自殺の現場を見て来たけど」
   「このボウヤと同じ、探偵だよ」

日頃のコナンを知ってると言わんばかりの態度。


世良の推理ミス。
世良「ボクとした事が、迂闊だったよ」
と言ってる時の世良、明らかにコナンを覗き見ている。

新一(の声)、登場。
走り去って電話するコナンを目で追ってる(と思われる)世良。

世良「この辺からでいいのかなあ工藤君?」
変声機の件は全部バレてる?



『探偵事務所籠城事件』 (原作第73・74巻 アニメ版第647〜649話)


世良はクラスで人気があるらしい。

放課後。
コナンに会いたいと毛利家に急襲、もとい押し掛ける世良。
少年探偵団とすれ違う。

毛利探偵事務所。
世良、小五郎に対してもタメ口。
世良「難事件を色々解決して来たみたいだな!」
   「そして、いつもそばには……あの江戸川コナン君がいたんだよね?」
世良はコナンにしか用は無い。



阿笠家。

灰原「じゃあ、その世良っていう探偵は、あなたの名前も、あなたが探偵だって事も知ってたのね?」
   「新聞とかであなたの事を知り、興味を持ったただのファンね。
    怪盗キッドが絡むとあなた、やたらと顔出ししてるし」
(キッド編がパラレルじゃなかった事が改めて露呈された)

コナン「何かアイツ、真相がわかっていたのに、オレに推理させたくて、わざと間違えたような気がしてよ」
    「アイツ、
敵じゃないっていうか、何かどっかで会ったような気がするんだよな。
     ひょっとして
知り合いの誰かに似てて、会ったような気になってるのかも」
なら思い出してくれよ。さっさと。探偵なら。

事件発生。
またも新一(の声)、登場。



『博士の動画サイト』 (原作第74巻 アニメ版第656〜657話)


阿笠邸を訪ねた世良真純、元太&光彦と接触。
「工藤新一」の名を挙げる世良。
「灰原」の名前を挙げる光彦。

世良「もしかして博士の家にいる……大人しそうなショートヘアーの女の子の事か?」
   「ネットの動画サイトで、博士と一緒に写ってるのをチロっと見かけただけさ」

工藤邸を気にする世良は、元太から「昴」の名前を聞く。
世良「誰かが勝手に住み着いてるんじゃないかと思ったけど……取り越し苦労だったみたいだね」
そんな世良の様子を窓越しに見下ろす沖矢。

沖矢は、元太・光彦・灰原を尾行。

歩美誘拐事件発生。
阿笠の投稿した動画に灰原の姿が映り込んでいると判明。
そんな阿笠邸の様子を盗聴している沖矢。
(How??)

誘拐事件解決。
ホテルにて、灰原の動画をPCで見ている世良。



『コナンVS平次 東西探偵推理勝負』 (原作第74巻 アニメ版第651話)


平次が毛利探偵事務所を訪ねた際、和葉が殺人事件に巻きこまれたとの電話連絡。

世良「この事件で西と東、どっちが上か……はっきりさせるってのはどうだ?」
   「服部君はもちろん自分で……工藤君はコナン君が電話で状況を説明すれば勝負になるだろ?」
(何で部外者がこんなに仕切ってるの?)

現場のレストラン「Dannys'」にキャメルが。
世良(へぇ〜……FBIねぇ……)

ジョディとジェイムスはレストランの外で待機中。
キャメルから送られてきた世良の写真。
ジョディ(ん? 男の子?)

事件解決後。
キャメル「コナン君達と現場に駆けつけた高校生らしいんですが……ジョディさんは見覚えありません?
自分はどこかで会ってるような気がしてるんですが」
ジョディ「さあ……ジェイムズは見覚えあります?」
ジェイムズ「いや、こんな娘……覚えはないな」
ジョ(あれ? この娘……誰かに似てる?)



『毒と幻のデザイン』 (原作第74・75巻 アニメ版第652〜655話)


平次、自分が受けた依頼について説明した後、世良を追い払う。
(今更?)





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