今回の目的は……オバチャンを挟んでの、
御剣との会話を味わう(?) 事に尽きるんじゃないかと。
御剣「証人の名前を」
オバチャン「…………あら。ちょいとアンタ、イイ男だね!
オバチャン、ちょっとトキめいちゃったョ」
御「! な、名前を聞いている!」
オ「ヤダねこの子、テレちゃってサ。……”オバチャン”でいいわョ」
御「たのむから、名前をッ!」
しょっぱなからコレ。
しかもオバチャン、法廷でもマシンガントーク炸裂。
御剣「しょ……証人のオシャベリに異議を申し立てる」
こう言いたくなるのも、むべなるかな。
更に、成歩堂からオバチャンへの尋問に対しても。
御剣「弁護人! たのむから、この証人をシゲキしないでほしい!」
ほとんど哀願である。
その御剣がオバチャンに、(仕方なく)援護射撃すれば、オバチャンのテンションは更に上がって。
オバチャン「もっと言ってやってよ! ミッちゃん!」
ここで出た。御剣のアダ名にして、もはや二つ名。
尋問が進む内、オバチャンの証言が、だんだん怪しくなってくる。
オバチャン「ちょ、ちょっと、ミッちゃん! ……助けてちょうだいョ!」
御剣「えッ! カ、カンベンしていただく。……私も知りたい」
オ「フン! かわいげのない子だよ」
御剣を子供扱いできるってのは、流石とゆーか何とゆーか。
けど、このやり取りのおかげでオバチャン、重要な事を思い出す。
ここまで話が進んだところで、審理は休憩に入る。
追いつめられた成歩堂は、ある作戦を考える。
成歩堂「とにかく、時間をかせごう。
荷星さんの他に、犯行が可能な人物をムリヤリ指摘するんだ!」
今思うと、何て残酷な作戦を、何の罪悪感もなく言ってるのだろう。
この辺りの展開は、重く受け止めねばなるまい。
……この時点ではギャグなのは、百も承知の上ですが。
それで、成歩堂。
見事、容疑者をでっち上げます。(←やってる事の悪どさ、御剣といい勝負じゃないか?)
しかも、御剣。
御剣「………………。今のところ、気のきいた異議が思いつかない」
証人を見捨てた。
オバチャン「ミッちゃん! ダマってないで、助けなさいよ!」
と言われても、ひたすら無視。
で、成歩堂。
更に追い打ちをかけます。(←外道)
で、御剣。
御剣「”大場なんとか”、だったとキオクしている」
証人の名前を忘れたフリ。(←御剣に限って、そのテの情報を忘れるはずがない)
けれど、こうして(二人がかりで)オバチャンを追いつめた事で、
新たな容疑者たちが浮かび上がったのだし。
まぁいいか?