成歩堂法律事務所にて、凶器(というか武器?)のトノサマン・スピアーを語る二人。
真宵「なるほどくんを、思うさまつついてみたい」
成歩堂「な、なんでぼくなんだよ……」
なんて小ネタを挟みつつ。仕切り直して、調査開始。
英都撮影所にて。
スタッフエリアで、無理やり塞がれた排水溝を発見。
真宵「ね。ね。なるほどくん。
あのアナをふさがれちゃったら、その子、もう入れないんだよね」
「なんかその子、カワイソウだよね」
成歩堂「……じゃあ、またぶっコワしておくか?」
真「え! いいの! なるほどくん!」
いいも何も、壊さないとゲームが先に進みませんから。
次に、審理の中で新たに登場した場所、第2スタジオへ向かう。
まず、テーブルの皿を見て。
成歩堂「2人で食事をしたあとらしい。皿の上には、何も残っていない」
真宵「あ。この人たちも食べたんだね、ホネつきステーキ」
「……でも。なんかちょっと、ヘンだなあ……」
それから、花の咲いてる花壇に喜ぶ真宵。
成歩堂「あんまり近づくなよ。その鉄柵、あぶないから」
確かに彼の言う通り、鉄柵の1本がひん曲がっている。
と言いますか、曲がってるのは実は――――――――ネタバレにつき割愛。
あと、もう一つ。
停められているライトバンを見て。
成歩堂「よく手入れされていて、免許さえあれば、すぐ動かせる」
「免許があれば、の話だよ」
免許がどうこう以前に、どうも車自体に興味がない様子。
つまり彼、典型的な都会っ子、なのか?
第2スタジオのコテージに入るため、正門の詰所へ、鍵を借りに行く。
ただ、実はこの時、どうやって借りるのか、悩みに悩んだ。
てっきり詰所にいる間宮由美子(=スタッフの女の子)に頼むのかと。
まさか、誰もいない隙に、いきなり詰所を調べるなんて……。
止むなく、撮影所内をぐるぐる周る。
すると、楽屋で動きアリ。
宇在「なっ、なんだキミタチわっ!(爆)」
いちいち語尾に、カッコ付き文字を付ける監督・宇在拓也と出会う。
真宵の装束を見た彼は、不意に何か思いついたらしく。
宇在「トノサマンの続編をやろう! ”小江戸剣士ヒメサマン”!(核)」
関係ないけど、フツーだったら「(核爆)」って使わないか?(私は使った事はないが)
一方、こう言われた真宵の反応はと言うと。
真宵「なんで”小江戸”なのよ! ”大江戸戦士トノサマン”よりスケールダウンしてるじゃない!」
成歩堂「お前も本気になるなよ……」
この成歩堂、言葉遣いがちょっと悪い。
本来なら、「本気になるなよ……」だけで止めるかな。
進んでくれない話に焦れつつも、改めて撮影所内をぐるぐるぐる。
すると、今度はスタッフエリアで動きアリ。
トノサマンの大ファンである小学生・大滝九太と出会う。
九太「オトナのクセに、なんにも知らねえのな!」
どうもこの台詞が、口癖である様子。
歳の割りに、かなりシッカリしてる子だな、というのが第一印象。
ごく平たく言えば、マセガキですが。
放っとくと、成歩堂の事も「トンガリアタマのオッサン」呼ばわりだし。
九太「トノサマンは、誰にも、ゼッタイ負けないんだ!」
二言目にはこう言って――そして、去って行った。
すると。
真宵「あれ? 逃げるときにぶつかったテーブルから、何か転がり落ちたよ」
成歩堂「ビン、か……。なんでこんなものが、テーブルに……?」
コレを見落としていた警察、ちょっと鈍すぎる、かな。
正門の詰所が無人になった隙を突いて、鍵を借り、やっと第2スタジオのコテージへ。
寡黙なプロデューサー・姫神サクラと出会う。
成歩堂(スラリとした……キレイなヒトだな……)
どうやら成歩堂、こういうタイプが好みのようで。
その姫神に頼まれて、「トノサマン」の台本探し。
すぐにお目当ての椅子を見つけたが。またも当たり判定に泣かされる。
1周目……クリックしたのに、台本が取れなかったのは何故??
(追記。宇在に話を訊かないと台本を取れないと気づきました)
かくて調べ回ったものの、今のところ手がかりはゼロ。
成歩堂の呟きに従って、一旦、事務所に戻ってみると……。
「……あきらめるのは早いわ」
「まだ、手がかりは残ってるでしょ?」
千尋降臨。
対する成歩堂も、すっかり慣れたもので。
成歩堂「……もっと、早く出てきてくださいよ!」
死者と平然と話してます。
その千尋のヒントに従って、九太の話を聞きに行く事を決める。
なお、この時、千尋によって、
事務所の観葉植物の名前が「チャーリー」くんである事も判明。
改めて、英都撮影所。
正門前。
オバチャンから情報を得るべく、第1スタジオへのカードキーを渡す。
って、ちょっと待て。
そもそもこのカードキー、荷星の私物だったはず。
「また貸し」してしまって良いんだろうか?
ただし。この時にカードキーを渡してしまうと、第1スタジオにはもう入れなくなる。
よって、敢えてカードを渡さずに、第1スタジオに行き、脚立を調べると、興味深い事実が判明。
成歩堂「ぼくは高いところが大きらいなので、のぼったことがない」
どうやら、高所恐怖症の気があるらしい。この男。
楽屋。
ずっと冷たい態度だった九太だが。
千尋の笑顔に、あっさり陥落。
で、ここから暫く、言うなれば「わらしべ長者ゲーム」が始まる。
まずAさんから貰った物を、Bさんに渡して、
その代わりにBさんから貰った物を、Cさんに渡して、
その代わりにCさんから貰った物を、Dさんに渡して、
その代わりにDさんから貰った物が――――非常に重要な物証となる。
長い。
もっとも、当方としてはこの辺は、やり甲斐のある流れ。
最終的に、九太の笑顔が見れるから。(何であっても、子供好きなもので)
が、しかし。
九太が見たと語る光景は、成歩堂たちにとって最悪の物だった。
敵――検察側の証人として、九太は連行されてしまう。
絶体絶命――。