『再会、そして逆転』実況レポート (探偵パート1回目)
(事件発生後)

翌朝。時刻は午前8:02。
真宵の元へ駆けつける。電車で2時間かけて。(←直接描写ないけど)



で、午前10:34。留置所で真宵と会話。
しかし、事件が起こった時の詳細を、彼女は知らない。
霧崎と二人きりになって、揃って目を閉じた時が、彼女の最後の記憶。

真宵「霊が宿ると、あたしの意識はなくなっちゃうから」
   「でも……夢を、見たような気がする」
   「あたしは死んじゃっていて、土の中に埋められちゃうの。
   身動きができなくて、苦しくなって……。……そんな夢」

そして最後に、今後のストーリーを大幅に変える重要アイテムが。
真宵「勾玉(まがたま)っていうの。あたしの、お守り。
   これを、はみちゃんに……。きっと、力を貸してくれるから」」




では、さっそく倉院の里へ――行く前に。
事務所に寄り、霧崎の持って来ていた新聞記事をGet。
(コレを取り逃しているとイタイ目に遭う)
なお、この場面から時刻表示は無くなるため、時間の経過は分からなくなる。

後ついでに、事務所のアチコチも少し調査。
すると、あの板東ホテルが「ホテル・バンドー」にグレードアップしている事や、
事務所のポスターが「トノサマン」の画に張り替えられている事が分かる。



というわけで、今度こそ倉院の里へ。
「対面の部屋」で、キミ子から、霊媒についての情報を聞く。

キミ子「経験のあさい霊媒師が、思念の強い霊を呼び出してしまうと、
    きのうのように、暴走してしまうことがあるのでござあます」
    「霊が入った霊媒師の意識は、とぎれてしまいます。
    言ってみれば、霊にカラダを貸すわけでござあますからねえ」
    「経験をつんだ霊媒師ならば、霊の行動をしばりつけられます」

この台詞たちの中、「経験のあさい」という部分が、今となっては引っかかる。

経験が浅かろうが深かろうが、思念の強い霊は制御できない――
そういう設定の方が、寧ろ救いになる。後の事件において。


そんな会話に紛れて……
キミ子「綾里の分家の女はこれまで、肩身のせまい思いをしてまいりました。
     ……でも、春美はちがう! あの子の霊力の強さなら、本家にだって負けるはずがない!
     あの子はそう、分家のホコリ! テンサイなのでござあます!」
……キミ子の内に巣食う闇を垣間見る。


そして。
キミ子「”倉院の呪詞”がブジだったのが、ただ1つの救いでござあますね」
    「”倉院のツボ”とならんで、この里の秘宝なのでござあます」
この台詞は、密かに重要。
実際、証拠物件たちとも絡んでくる。



真宵の面会に行くキミ子を見送ってから、今度は「控えの間」で、のどかと会話。
のんびり口調で核心を話そうとしないのは相変わらず。

なお、この場面から「控えの間」では、衣装箱を発見できる。
ただし、重要な情報を知る事が出来るのは、ずっと先の話。

また、この時に限り、部屋にある熊の置物を調べると、のどかとの会話イベントが。
のどか「クマさんに会ったら、死んだフリすればいいんです」
……因みにコレは、間違ってる俗説です。念のため。



「渡り廊下」で、もう一度、春美と会う。例の鍵は、まだ持っている。

この時点では、何を話しても、何を見せても意味はない。
何よりも最初に見せるべき物は無論、あの勾玉。
すると春美、やっと口を開いてくれる。
ただ、その内容、とゆーか、そのネタが、コレ。

春美「あなたがあの、なるほどくんなのですね」
   「真宵さまの……大切なヒト」
   「その、ひたむきなヒトミにやどる光こそ、大人の愛のアカシ……」




カップル成立させられた。



で、そんなネタを振られた成歩堂の反応が、コレ。

成歩堂「……ぐはあっ!」
     「たた、たのむからやめて。恥ずかしくて死ぬ」


……8歳児に言われたくらいで、ここまで動揺する成人男性25歳って一体。



後それから、こんなのも。
春美「……もじもじ」
成歩堂「……もじもじ」

……8歳児と同じレベルで恥じらってる成人(以下略)。


ともあれ、このやり取りを境に、協力的になった春美。
彼女曰く、何と勾玉に霊力を込めてくれるとの事。
何だか、にわかにオカルトの雰囲気が強まってきた。(もともと強かったけど)



その勾玉の威力を試すため、取りあえず「控えの間」へ。
改めて、のどかと会話。
そして、改めて話の核心部分に触れた、その途端。



デュアルショック対応かと思った。



ガスンッ!と激しい音と共に、白黒反転する世界。
そして、のどかの前に立ちふさがる――銀色の鎖と、頑丈な錠。

春美「なるほどくん。見えますか? あの人の心を閉ざしている”錠”です」
   「これが、勾玉の霊力。なるほどくんだけに見える心理錠(サイコ・ロック)です」



てなわけで。
成歩堂自身も、とうとう身に付けてしまった。霊力を。

いやいやいや、霊力を持っているのは勾玉だ……という意見には、個人的には反論したい。
たとえ媒体を使っていても、霊力は霊力。
例えば魔法使いだって、その術を使う時には、何らかの道具が必要なのだから。


それにしても。
何故に「サイコ・ロック」なのだろう。何故に横文字なのだろう。ココは(多分)日本なのに。


と、ここでサイコ・ロックに関するシステム説明。
この錠は、まず勾玉をつきつけてから、証拠品たちを見せていく事で解除できるのだと言う。
春美「かたく閉ざされている秘密ほど、ロックの数は多くなりますが……。
    ……このていどならば、すぐに解除できるでしょう」

と、なかなか頼もしい事を言ってくれるが。
実はこの時点では、まだ解除する事は出来ない。

もしやコレ、失敗すると痛手(ペナルティ)を負う事を思い知るための場面ですか?
(事務所にあった新聞記事を見せて玉砕した、1周目当時の私)



続いて「修験者の部屋」で、イトノコ刑事と会話。

どうやらイトノコ刑事、子ども好きらしく。春美相手に、こんな事を言う。
糸鋸「今、イイもの見せてあげるッス。ホンモノのピストルを……」
…………。
堪忍して下さい。別の事件が起きます。

なお、ここでイトノコ刑事に、(事務所でGetしておいた)医療ミス事件の新聞記事を見せると、
霧崎についての詳しい情報を聞ける。


そして会話は、今回対決する検事の話題へ。
糸鋸「明日の法廷は、あの狩魔検事が担当するッス」
   「アンタが戦う狩魔検事は、その2代目ッス」


新キャラ登場の予感に喜ぶ私とは別に。
成歩堂の思考は、独り勝手に加速する。

成歩堂(……カルマという名前を聞くと……。……どうしても、あの事件を思い出してしまう……)
って。
きみが思い出す場面、赤い誰かさんの姿だけですか。
真宵と共にスタンガンで襲われたり、何より千尋を失ったりした事はどうなのか何なのか。

成歩堂(……ダメだ! いいかげんに、もう忘れないと……。
     ……アイツはもう、いないんだから……)






……………………何だってーーっっ??(←取り乱してます)





世の噂では聞いてたが。こんな事いきなり言われたら、確かに心臓に悪いな。



気を取り直して。
とにかく、のどかのサイコ・ロックを解除。
銀の鎖がほどかれていく様は、自分としては壮観。

春美「いかかですか? なるほどくん。……これが、サイコ・ロックです」
成歩堂「……必要がないかぎり、人の心はのぞくべきじゃないね」
この気持ちがある限り、この男の霊力(と敢えて言う)が鈍る事はないだろう。そう思う。



一通り調査し終わったという事で、
再び留置所へ向かう。電車で2時間かけて。(←直接描写ないけど)

つまり、この1日だけで、4時間は電車に乗ってる計算になるわけで。
普通だったら、車で移動するべき距離だよな、コレ。
そんな事を思っているところに、現れた相手。

「……お待たせしました」
「ひさしぶりね。なるほどくん」




千尋降臨。



千尋「弁護士はね。ピンチの時ほどふてぶてしく笑うものよ」
この言葉を千尋に教えた人物が出てくるのは第3作。


何はさておき、今回の事件について、千尋に相談。
事件解決における最大のヒントは、
千尋「霊媒師は、夢を見ない」
という事。
つまり真宵は、この事件の時に意識を残していた。
即ち、彼女はそもそも霊媒自体していなかったのだ。
……という真相を、私が理解できたのは、ずっと先の話に至ってから。


それから。
千尋「ヘンな名前の刑事さん。尋問したことがあるわ」
千尋とイトノコ刑事の出会いが描かれるのも第3作。

千尋「はみちゃん! ……大きくなったわね……」

春美とも面識アリ。即ち千尋は、大学へは里から行っていた計算になる。


千尋が教えてくれるヒントは、しかし、この辺りまで。
だが彼女は、事件の真相を、或る程度まで知っている。
彼女にサイコ・ロックが発動した事が、何よりの証拠だ――。




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