『第3章 大魔女のナゾを追え』実況レポート

引き続き、裁判所の控え室にて。
レイトンサイドは成歩堂サイドに、図書館の壁画について説明。

その詳細を確かめようと一同は、
ジーケンの上司にあたる検察士長の所へ一斉移動。

この移動時に表示される、レイトン&成歩堂の2ショットがまた可愛い。
また、メニュー画面も「レイトン&成歩堂」「ルーク&真宵」の2ショットに進化。
セーブ画面での成歩堂&真宵も、パン屋の服から元に戻っている。

それで到着した先は、アストレイアの変形みたいな像のある部屋。
そこで、ジーケンと話を終えた検察士長・ジョドーラと遭遇。



出たよ女教師。(にょきょうしと読んでくれ)



色々いろいろ聞きたい事は山ほどあるが、取りあえずレイトンが代表して事情聴取。
マホーネとは明日面会できるという吉報を受け取った。

明日に備えて、まずは最初の成歩堂たちの現住所――パン屋に戻る。
その会話における、成歩堂の表情差分が興味深い。
頬を掻く悩み顔とか、身を竦ませて驚く顔とか、通りすがりの犬に襲われて困る顔とか。
実はこういう顔してたんだねえ、きみ。

なお、動物語の分かるルークいわく、
その犬の正体はジーケンの飼い犬。名前は「チューケン」。
先程の検察士控え室の壁には、犬と一緒に描かれたジーケンの姿もあるそうな。

そんなルークの突飛な特技も、
真宵「そういうのって、ホラ。ヒトそれぞれだから」
と、真宵はアッサリ受け入れる。
そりゃまあ彼女自身が、よっぽど魔女めいた異能力者でありますし。
個人的には、
「あたしも、ちょっと……ね」
くらい匂わせるくらいは、やってほしかったかな。



コインとナゾを回収しながら町を移動。
因みに、マップ上で移動しないで待ってると、成歩堂は書類ぱたぱたして読み出します。可愛い。



パン屋の前では、店主のクロワおばさんが待っていた。

クロワ「リューイチ! マヨイッ! 遅かったじゃないかっ!」
と、雷一発落としたものの、後は頼れる笑顔を見せて。

クロワ「あたしは信じてるんだから。あんたがきっと、もう一度マホーネを助けてくれるって」

何となく思った。
この人きっと、成歩堂の実際のおかんと同じ顔してる。

因みに、この場面でも成歩堂の表情差分アリ。
(悲しげに下を向いた顔)



その夜も更けて。
眠れぬ真宵から、同じく眠れぬルークへの打ち明け話。
元の世界と、このラビリンスシティの世界との、二重の人生記憶を持つ自分。
このままでは、クロワを騙しているような形になるのではと、彼女は憂う。

ルークに励まされ、真宵が笑んだその矢先、外から声が。
どうやらクロワが、猫のクローネを探してる模様。

そこで早速、変則の助手コンビで、夜の町を散策。
因みに、マップ上で移動しないで待ってると、真宵は何でもやります
ランダムで、書類ぱたぱた、メモ書き書き、紅茶飲み飲み……凝ってるなあ。


チューケンは密かにクローネを好きかもしんない事とか知りながら、
郵便屋か質屋に尋ねると、話が進展。
この下りで、真宵の「ナゾ解明!」アクションが初登場する。

ところで私、「BGMとSEはオン、ボイスはオフ」でプレイしてるわけだが。
郵便屋のレダの返事だけは、ボイスでなくSE扱いだそうで。
彼女に話しかける時は、ボリューム絞る事を強くオススメ。下手すると鼓膜痛めます。



閑話休題。
前に地図をくれた吟遊詩人→騎士団を経由して、
鐘楼の建つ広場にいたジョドーラからも話を聞く。
3ヶ月前、錬金術師が殺された事件を調べているとか。

ジョドーラ「……”魔女”は、思わぬトコロに潜んでいる。せいぜい、気をつけることだ」
と、真宵に思わせぶりな事を言うジョドーラと別れ、二人は広場の外れでクローネを確保。

すっかり徹夜してしまったのを、コッソリ帰って済ませようとしたが甘かった。
名探偵コンビ&クロワおばさんは、とうにお見通しである。


朝食を前に。
成歩堂「若いって、うらやましいな。ぼくは、まだ眠いよ……」
だからきみ、こーゆー言葉を言うから、20代に見えないとか言われるんってば。


では早速、お土産のパンを持って、店先で会話してから、東の森にある裁判所へGO。
すると、その戸口でレイトン、ストーリーテラーからお呼びがかかる。
しかも、もともとマホーネと面会できるのは成歩堂&真宵の二人だけ。
そこで、彼らは二手に別れる事になる。





【成歩堂side】
裁判所・「闇の間」。
有り体に言えば、いつもの留置所である。

成歩堂たちは、謙虚に遠慮するマホーネを攻略、もとい説得して、弁護の依頼を取り付ける。
それを機にマホーネは、自らの事情を語り始めた。





【レイトンside】
大図書館から更に東へ移動。
ストーリーテラーの居る「謁見の間」を目指して、どんどん先へ………………進めない
事実上「通せんぼ」してくるナゾ達を攻略しながら、
駐屯地にいた荒くれを助けてあげたりしながら、少しずつ前進。

やっと辿り着いた部屋では、
ストーリーテラーによる抽象的な、あるいはメタ的な話にこっちはクラクラ。
要するに、「オレの好きに脚本(ホン)書かせろ」って大意で合ってます?

むしろ気になるのは、
(話を信用するなら)四人をラビリンスシティに入れたのは、ストーリーテラーじゃなかった事。
「作者」の権限を超える奴が出るなんて、青い月でも出たのかね。





【成歩堂side】
マホーネの話を一通り聞き終えて。真宵の口から根元的な質問が出た。
真宵「お父さんが《物語》を書かなければ……こんなコトには、ならないわけでしょ?」
その通りだ!と、私がコクコク頷く間に、成歩堂はマホーネへの事情聴取を開始。


5年前からパン屋に住み始めたという話の他、興味深い話題が一つ。
マホーネ「わたしには……おかあさんのキオクがないのです。
      幼い頃、事故で亡くなったのだとパパから聞いているのですが……」

ところが。成歩堂たちが去った後。独り残ったマホーネ、またも心神喪失。
虚ろな目で何やらブツブツとつぶやき続ける。
まさか多重人格オチとか出てこないでくれよ……と必死に祈った、1周目当時。
実のところは、深刻な記憶障害ゆえのパラノイアだったわけだが。(←ネタバレ注意!)



部屋を出た成歩堂は、シリアスに考えこみつつ、ジーケンの所へ移動。
するとそこではジーケンでなく、チューケンが牙をむいて待っていた。

成歩堂「行こう、真宵ちゃん。ここには”噛まれる”以外の未来はない」
……もしかしてコイツ、根本的に動物と相性悪いのかな。
昔、猿にも襲われてるし。


気を取り直して、現れたジーケンから話を聞く。
錬金術師にして医師である男、ミスト・ベルデューク博士が被害者の密室殺人だったとの事。

この時、ジーケンも誰も魔法と錬金術の区別を付けてないというのが、個人的には複雑な気分。
錬金術は未分化状態の科学であり、魔法とは違います。
例えばニュートンだって、錬金術師の一人だったわけで。



とゆーわけで、成歩堂&真宵は、西の広場を超えた先、
被害者の生家であるベルデューク邸へ行き、
執事のパトラス・アルグレイと会う……その前に。

1周目当時は気づかなかったが、実はこの時こそ、
成歩堂&真宵の二人組だけでナゾ解き探索できる、唯一のタイミング。
即ち、逆転裁判がレイトンを完全に食ってるのです。
ここまで譲ってくれたなら、終盤の裁判のアレくらい、譲って当然かもしれないな。



閑話休題。話を戻す。

アルグレイ「生前。先生は私に、この自然界の”真理”
       ……それを追究する尊さを説いてくれました。
       あなたも”真理”を追究する者ならば、協力を拒むのは、あの方の教えに反します」
と、極めて建設的に応じたアルグレイが、招いてくれた自室で語る怪事件。

ベルデュークが亡くなる3日前の深夜。
天より下った炎塊によって、あの鐘楼は突如出現したのだという。
夜の遠景で建物が消えたり現れたりするなら手品の初歩だが(照明や黒布など使えばイケる)、
近景だと難度は上がるよなあ……。


真宵「そういえば……キョージュたち、会えたかな? ストーリーテラーさん」
成歩堂「そうだなあ。なにしろ相手はこの町の”創造主”だからね。
     キゲンをそこねて、ミョーな《物語》でも書かれていなければいいけど」

悲しいかな、成歩堂のこのコメントは、予言として的中する。





【レイトンside】
何と言っても、今回の敵は強大すぎる。

ストーリーテラー「我が行進は……明後日、行われる。たった今。そう《物語》を書き替えた」

と設定(というか日程)をアッサリ変更した上、

ストーリーテラー「座興に、キミたちにも《物語》を与えよう」
          「舞台は……そう。黄金のニオイのする場所。
          ……《錬金術師》の屋敷がいいだろう。
          少年よ。そなたの仲間が、そこで……《黄金の呪い》による”死”を迎える
と、不吉かつ不謹慎きわまりない予言を放った。
つくづく、何を抜かしとるんだこのおっさんはと言いたい。2周目以降は特に。



成歩堂たちが危ない!
矢も盾もたまらずに、レイトンとルークは町の方へ全力疾走――しようとした時、
ストーリーテラーの飼うフクロウが、ルークの前に舞い降りた。
くわえているのは、3ヶ月前に錬金術師――ベルデュークがストーリーテラーに送った手紙。

その文面は何故か白紙というのも気になるが、
羊皮紙がフツーの封筒に入ってるってのもちょっとシュールかも。

ともあれ、レイトン&ルークは、近場の馬をかっぱらう、もとい借用して現場へ駆けた。





【成歩堂side】
ベルデューク邸内。
ボヤ騒ぎがあった話を聞いてから、事件現場であるベルデュークの研究室に移動して、
改めてアルグレイと話したり、額の裏や床の粉に気づいたりしてから、
成歩堂は単身で地下室へ。
真宵は研究室に残り、アルグレイは自室に戻る。
悲喜劇の足音が、段々と近づくのも知らずに。

成歩堂が地下室で、山羊の黄金像、部屋の隅の井戸、
デスクの実験器具や箱の人形の3ヶ所を調べると、次の場面へ強制進行する。





【レイトンside】
町行く人々を横目に、ベルデューク邸に到着。
レイトンはルークを置いて、一足先に邸内に飛びこみ、真宵の無事を確認。





――これで舞台が整った。





床に描かれている魔法陣からサーヴァント、じゃなくて魔女が召喚されてきた。
一眼の鳥――を模した装束をまとった、ロンドンで暴れたあの女。
なお、「魔法陣」というのは、日本独特の表現だそうで。
例えばこちらのAAストーリーが参考になります。


一方、ルークは通行人に阻まれて、大幅に遅れを取った。
しかもその通行人たち、ルークに付いて行くという。
……作為を感じる。


その後。真宵の悲鳴を聞きつけたルークと、そして成歩堂が目にした光景は。



「レイトン」シリーズじゃ絶対にあり得ぬ異常事態。



瞬間、ルークは理性を失った。
大切な先生は、永遠に失われた。
その代わりの像は、冷たく虚空を見つめるばかり……。




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